【フルサイズ・フィルム】リバースでの作例
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ダークレス現像法の場合、フィルムは短い方が成功率が高い。したがって、私は、36枚撮りフィルムを二つに分割し、1本は残りを使い古しのパトローネに詰めて撮影する。本作例に用いたフィルムは、上記の方法により、別のパトローネに詰め替えたものなのだが、どいうわけか現像中にフィルムが軸からは外れなかったものの、途中でフィルムが千切れてしまった。
幸い、処置がよかったためうまくフィルム軸にまき直し、感光したのは15枚中、最後の3枚程度で済んだ。
作例は、日比谷の市政会館。
助かった最後の1枚であり、画面下部に光漏れ、画面上部に、救済時に感光したと思われる筋が
階段下部の向かって左側に光線がみられる。また、画面上部にも感光の影響と思しきおぼ上の明部がみられる。
フィルム:アリスタEDU400
現像:EI800で撮影し、2.5倍のSPD濃縮液でダークレス現像5分半、室温24.6℃
カメラ:NIKON FE
Albums: Debonair SUPER-LENSの作例
Tag: ソフトフォーカス
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