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ハス発芽苗の状況DSCN6156

写真: ハス発芽苗の状況DSCN6156

写真: シモバシラ初発生DSCN6158 写真: ミセバヤに無性芽発生無しの株根もとに休眠芽DSCN6135

発芽したハスを左側角型水槽に植えたものと右丸型屑入れに植えたものとを、
大型の角型水槽の中へ入れて、大型角型水槽はガラス板で密閉した状態で、
屋外の庇のしたにおいたもの。
丸型のほうのハスの葉はほぼすべて枯れた。
角型のほうのハスの葉は大部分がまだ枯れないで緑色である。角型は10月1日発芽 丸形は10月19日発芽。主な要因は両者の耐寒性の違いのように思われる。
1 発芽後の生育期間が短い丸形は、まだ葉に耐寒性がないため枯れってしまった。
2 発芽後生育期間が長かった角型は、ある程度の耐寒性が備わったので、現時点では枯れた葉は少ない。
3 水面に接触している浮葉よりも、水面から離れた葉のほうが枯れやすい。
 丸型において、浮葉のほうが遅く枯れ始めた。こちらはまだ根茎から出た本葉はまだ水中にあるか、水面に出てまもなくで開いていない。
4 角型においては、隙間風によって水面から離れた本葉の周囲が一部枯れたが、その後密閉したので、枯れは進行していない。
5-1 3と4から、水面から離れた葉のほうが枯れやすいのは水槽内の空気が水槽内の水よりも冷え込みやすいためと思われる。
5-2 3と4から、水面から離れた葉は丸形は子葉で角型は本葉であることから、子葉は耐寒性がなく、本葉のほうが耐寒性があるように思われる。
6 角型において、本葉でも、水面から出て葉が開いて間もなくの本葉が枯れ始めた。最初に出た本葉は隙間風で傷んだがその後は傷まないので、生育期間が長いほうが耐寒性がある。

明日朝の気温はマイナス4℃の予報であり、葉が大きなダメージを受けそうで、葉の成長は期待できなくなる。
今後は根茎が厳冬期を乗り換えられるかが重要
通常ハスは4月ころ発芽、その後細い根茎が枝を出しながら伸び続けて
夏の終わりころから、根茎の先の数節が肥大して冬を越すとのこと。10月に発芽したので細い根茎のまま冬を越すのには耐寒性が十分でないことが懸念される。特に遅くに発芽した丸形のほうは根茎が枯れないかがしんぱいである。

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コメント (2)

  • 花兄

    興味深く読まさせて頂きました。
    根茎が厳冬期を乗り換えられるといいですね!

    2023年12月24日 20:00 花兄 (17)

  • 雑草

    花兄さん わかりにくいのに読んでくださりありがとうございます。
    角型に植えた方は少なくとも生き残ってくれるのではないかT期待しています。この二株は春になったらプラの漬物樽に植えて大きくしてみたいと思っています。
    丸型のほうはもし生き残っていたら、引き続き厳しい環境下でのハスの生き様を観察しようかと考えています。

    2023年12月25日 20:09 雑草 (35)

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