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20180319_四谷

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写真: 20180319_四谷

写真: 20180324_修羅天魔 写真: 20180317_夏へ

東海道四谷怪談、観劇。
年始に南北の戯曲も読んでたので、
二時間程度にしてるからかなり慌ただしいとはいえ
エピソードが基本そのままななのもわかり、
現代版に変化させる部分と残す分の取捨選択とか
やはり座長お見事と思ってしまう。

気持ち蜷川版に近い雑多なパワーがあったかな?
現代的(昭和的?)だけど。

メリハリというかジックリ演技を見せる所が
もうちょいあってもいいかな?とも思ったが…。
私が気持ちタップリ芝居に慣れ過ぎて、
テンポ早めのについていけなかったのかも?(^^;

今回和装verしか観られない予定だが、
この面々で動きも慌ただしいのをみてたら
この作品だと洋装verの方があってるのかもなぁと想像。
和で丁度いいと思う所も多々あるんだけれど、
舞台装置も観てるとバランス的にね。


四谷怪談て、時代的に自分が生き残るために
性根がずるがしこそうな悪どい登場人物が多い気がするが、
今回はそこまででなく軽めだったような?


桑野君の直助が、悪党ではあるのだけど、
お袖が好きなあまりやっちゃった感も強く
お袖の為ならなんでも感もあったりして
意外だけど桑野くんぽい気もして面白かったな。
あ、逆にあのキャラで躊躇なく人殺しができるのが怖いか?

お熊も意外と人のよさそうな息子想いだったり。

観劇の決め手だった田渕君のお岩、
所作とかもちゃんと気遣ってて頑張ってたねぇ。
可愛いところも十分あったし、満足。


植本さんは相変わらず楽しそうにお芝居してるので
観てるこちらも嬉しく楽しいですな。
左門で出てきた時、
声は彼だけど髪がある!ってつい思う(^^)
蛇山庵室で伊右衛門が暴れてる時だったか
念仏者(?)の一人で刀をよける時も意外に他より身軽だったし。
アフタートークでも言ってたけど、
若者たちに合わせすぎて無理しないようにだねぇ。


なかなか面白かったですわ。

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