解説〜現代アート
私説「看板学講義」の教室へようこそ
今回の教材:岡山県総社市で撮影した現代アートと、その看板。
解説:私はこの芸術作品を目の当たりにした時、体中に電流が走るような衝撃を覚えた。一見するとママチャリが乱雑に置かれているだけのように見えるが、これは紛れもなく、芸術作品だったのだ。
ほら、オブジェ「自転車置場」と表示されているではないか!つまり、「自転車置場」という名を冠せられた芸術作品なのである。
そうして見ると、自転車の位置や色合いに絶妙な配慮が施されていることに気づく。きっと名のあるアーティストの作品に相違あるまい。もしもあの表示が無ければ、うっかり自転車を入れてしまい、芸術作品を台無しにしてしまうところである。
もちろん私は、作品に一切手を触れる事なく、次へと進んだ。
(おことわり)この解説は全くの私的な「思い込み」であり、当該店舗利用に際しての一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。
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コメント (4)
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はい、私と同様に感動いただいて、嬉しいです。
2017年5月27日 06:41 きしめん 百八 (5)
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あっ…いや!…なんか…これ…なんて言うのか…
…只のおばちゃんが、、無造作に置いたように…
あっ!いえいえ!…決して、巨匠のお言葉、感想に
横槍をいれるつもりは毛頭ございませんので…あのぉ
〜其処の所、疑念を持たれませんよう宜しくお願い
申し上げます〜(*≧∀≦*)
アッハハ〜いつも楽しませて頂き感謝です〜(^ ^)2017年5月27日 15:32 退会ユーザー
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そうですね、如何にも芸術作品だぞ、というようなものでなく、一見すると日常にありがちな風景の中に芸術性を創造する。これがオブジェと呼ばれる現代アートの真髄であったりします。
nisikazeさん、ちゃんとそこの所を理解しておられる。おそらく各種芸術の分野に御造詣が深いのでは?2017年5月27日 18:29 きしめん 百八 (5)
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素晴らしいセンスに脱帽。
2017年5月27日 06:07 退会ユーザー