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かれん流京都醤油らーめん@かれん・足立区北千住

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写真: かれん流京都醤油らーめん@かれん・足立区北千住

写真: 本鮪とギバサの冷たい和えそば@塩生姜らー麺専門店MANNISH淡路町本店・千代田区淡路町 写真: 鶏骨拉麺〜un autre blanc〜@noodle art gallery Ryota Tezuka・中央区水天宮前

北千住煮干中華蕎麦 かれん
  足立区千住2-52-1

 お店のTwitterによれば「京都の某店インスパイア」とのこと。京都(市)のラーメンで醤油味、生卵とモヤシ入りとなると、23区内にもFC店らしき支店が数店ある京都駅近傍の超有名超人気店が思い浮かぶが、それにしてはスープの色が黒くなく、まるでその超有名超人気店の真隣にあるこちらも同様に超有名超人気店のスープのように見える。もしかしてインスパイアしている某店とは1店舗ではなく2店舗なのかな。そんな疑問を抱きながら平日の11時20分にお店を訪れたところ、珍しく店頭に並びの列はなくすんなりと入店できた。まずはお店に入ってすぐの右側にある小型券売機でお目当ての限定メニューのボタンをポチっとな。1200円。発券後、奥に進んで2席空いていたカウンター席の一つに腰かけた。
 5分もかからずに届けられた丼を見ると、粗挽き黒コショウが全面に振りかけられているのとスープの色が漆黒でないことを除けば、前述の2軒並ぶ超有名超人気店の右側(北側)の特大〇〇そばにかなり似ている。麺はストレートの中細。細めの麺だがしっかりとした歯応えがあるものの、博多ラーメンのハリガネとは違ってちゃんと火は通っているし、芯が残っているわけでもないので、何の躊躇もなくズルズルとすすれる。美味しい麺だ。スープは豚骨ベースの清湯系だが、濁りがあるので丼の底まで見えるわけではない。京都のそのお店のスープは五光醤油のさいしこみ醤油を使っているのでかなり黒いが、こちらのお店のスープはよくある醤油ラーメンの色にとどまっている一方、2軒並びの左側(南側)ほど豚の風味が強いわけでもなく、なんか中途半端に思えてしまう。高野店長の話によれば、五光醤油が入手できなかったそうでそれが響いているように思う。京都のお店のスープは醤油がきりりと効いているので、途中で醤油の風味に飽きてしまうのを防ぐ意味合いで味変アイテムとして生卵は用意されていると感じていたが、かれんではそもそものスープがそれほど強くないので、途中で卵をつぶしてスープに溶き込んでもスープの温度が下がるのと塩気が薄まるくらいしか効果は感じられなかった。チャーシューは肩ロースが3〜4枚入っていたものの、このお店にしては珍しく肉の旨味は抜け気味で今一歩の出来に感じた。その他には、シャキシャキとした茹でモヤシと風味がよくて軟らかい九条ネギの木口切り。
 京都の超有名超人気店に行って食べたことがある程度の人なら「こんなんだったなー。」で済むかもしれないが、両店ともにそれぞれ10回以上は訪れたことがある身としては「ん?あれ?」と首をかしげざるを得ない一杯だった。

・お気に入り度:△+

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