*ひっそりと山家の門の魂送り Okuribi at Gate for Obon
*ひっそりと やまがのかどの たまおくり
*送り火のときにふたたび集ひ来む契を籠めて相別れけり
盂蘭盆会の門火(送り火)。2016/7/16
門火を焚く家、年々歳々少なくなって、今や都会では風前の灯の如し。
お盆を迎えると宝生流能楽師の家に生まれた松本たかしの俳句を思い出す。
*唯うすき岐阜提灯の秋の草
Ceremonial bonfire lit at a gate for Obon.
Okuri-bi is a fire lit to send the ancestor's spirit back to their grave.
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コメント (22)
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幸せ ですね・・・
2016年8月31日 12:32 pinboke (9)
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pinbokeさん、早速のコメントありがとうございます。
子供の頃、どの家でも行われていて、代々を経て尽きせぬものと思われていた習わしがあっという間に風前の灯になりつつありますが、斯くいう私も彼岸とお盆に不幸を詫びて御祖を偲ぶ不肖の子であります。2016年8月31日 14:54 ちくら(chikura) (0)
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信州ではお盆の送り火にカンバ(白樺の皮)を焚きますが、木曽ではみられません、火を扱う事から、今は街中ではまったく見られなくなりました。お盆を単なる夏休みと認識してる人も多い昨今、いろんな文化、伝統が失われつつあるのは寂しいです。
以前お寺さんでお寺の周りと、墓地に灯した沢山のローソクの送り火で霊を送った事もありましたが、周辺の居住者からクレームが付いて取り止めに。2016年8月31日 14:57 MR2 (43)
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私は8月の13日に迎え火を焚いて代々の猫を迎え 16日の朝に送り火を焚きます。
実家ではそんな風習は無かったので(全てを科学的に考える家だった)
最初は13日の朝一番に焚いてしまいました〜2016年8月31日 15:09 nekomama (43)
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MR2さん、コメントありがとうございます。
今は地方でもそんな状態ですか。若い頃5年ほど渋谷に暮らしていましたが、門火の記憶がありません。そういう所で育った人は、ただ迷惑なものとして墓地の送り火にまでクレームをつけるなどという信じられないことをするのでしょうね。2016年8月31日 15:24 ちくら(chikura) (0)
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nekomamaさん、コメントありがとうございます。
nekomamaさんに育てられた猫達は幸せですね。いまや門火を焚いてもらえない人間の霊がうようよいるんですから。
13日の朝の迎え火は傑作ですね。生前同様いい気持ちで眠っていた猫達が、慌てて飛び起きた様子を想像して可笑しいです。これは現代版鳥獣戯画の一場面です。2016年8月31日 15:36 ちくら(chikura) (0)
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送り火 趣のある描写素晴らしい作品です。
2016年8月31日 21:20 裕2525 (106)
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裕さん、嬉しいコメントありがとうございます。
気付くのが遅れて、カメラを持って到着したときには、すでに燃え上がっていて、とくに片側は下火になっていました。本当は両側の門火をアップしたかったのですが、そんなわけでこの写真になりました。2016年8月31日 21:43 ちくら(chikura) (0)
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我が家は旧盆で、迎え火送り火は毎年欠かさず行っています。亡くなった人と向き合う貴重なひとときです。
2016年8月31日 22:43 萩の郎女 (0)
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萩の郎女さん、コメントありがとうございます。
お宅の門火の写真を拝見したかったです。
*送り火の消えて親子の別れかな
門口で焚いた送り火が消えて、御祖の霊があの世に帰ってゆく。これもまたしんみりする別れですね。
考えてみると、祖先の霊が現世に帰るという発想は、日本固有の季節神の信仰が仏教に取り入れられたような感じがします。2016年9月1日 00:23 ちくら(chikura) (0)
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ちくらさん、お久しぶりコメントで会えますね、しばらくの留守有難うございました。こんな、可愛い?と言ったらなんですけど、送り火もあるのですね、
地方では、川にあかりを流すのも、私の田舎ではないです。初お盆の時は盛大に近いごちそうです。賑やかです。
田舎では、お昼は暑いので、夕方から行動でした、にやんこちゃん、と別れをおしみました。俳句お上手。2016年9月1日 19:45 パール (8)
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ささやかな小さな炎が心にしみますね。
我が家も送った猫たちが帰ってきます。2016年9月2日 09:37 BlackTiger (189)
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パールさん、詳しいコメントありがとうございます。
涼しい秋を待ち侘びる思いで、お帰りをお待ちしていました。故郷でゆっくりとお寛ぎになられたようですね。なついた猫とのお別れはちょっぴり淋しいですね。
この門火は門口の両側で焚いた片方です。時すでに遅く、もう片方は下火になっていました。2016年9月2日 09:41 ちくら(chikura) (0)
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BlackTigerさん、コメントありがとうございます。
ひっそりとした門口に焚かれたささやかな送り火が、別れを惜しむ魂送りに相応しいように感じました。今年も、亡くなった猫達としみじみとした時をお過ごしなったようですね。2016年9月2日 11:48 ちくら(chikura) (0)
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広島ではあまり見ませんね、浄土真宗が多いせいかと思います。
2016年9月3日 22:05 surumebachi031 (1)
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そして「おやすみなさい」と静かな眠りに入って逝くのです・・
2016年9月4日 07:14 退会ユーザー
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surumebachi031さん、コメントありがとうございます。
記憶違いでなければ、この御宅は曹洞宗だったと思います。2016年9月4日 15:40 ちくら(chikura) (0)
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bukorinさん、コメントありがとうございます。
極楽が、『往生要集』で描くような素晴らしい世界であれば、むしろ楽しい日々の暮らしに戻るということになりますね。2016年9月4日 15:56 ちくら(chikura) (0)
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迎え火、送り火、変わらぬ御霊への思い。
今年は、お袋の入退院で出来ずじまいで、
心残りな夏になりました。2016年9月6日 09:03 退会ユーザー
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ひげだいらさん、コメントありがとうございます。
ちくらのプライオリティは、まずは「生き仏」ですから、それがむしろ当然という思いです。ご先祖様もきっと得心なさったでしょう。2016年9月6日 11:10 ちくら(chikura) (0)
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良い雰囲気ですね。
当地では迎え火ですね。8月13日から15日まで夕刻
16日の朝仏さまを送り出します 良い俳句ですね2016年9月19日 17:03 三つ峠 (13)
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三つ峠さん、コメントありがとうございます。
山梨は月遅れ盆でしたか。隣の東京は毎年7月13日〜16日です。俳句といえるかどうか、お恥ずかしい限りです。短歌の方はもう少しましかとひそかに思っています。2016年9月19日 20:02 ちくら(chikura) (0)
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