世界遺産良洞村の白鷺 Picturesque egret in water lily pond
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韓国慶州郊外にあるユネスコ世界遺産良洞村の睡蓮池の鷺。
気品漂う白鷺の佇まいが古い伝統をもつ村によく似合う。
この写真の鷺の向こうに、茅葺き屋根の家と瓦屋根の家が見える。
《韓国に興味をお持ちの方は「世界遺産慶州南山の石仏群」をフォト蔵に
公開していますので、ついでに見ていただければ幸甚に存じます》
良洞村全体が重要民俗文化財(旧称:重要民俗資料)第189号に指定(1984年12月20日)されており、また、2010年7月31日に河回村とともにユネスコの世界遺産に登録された。
幾度の戦火に見舞われた朝鮮半島において、当時の様子を現在に伝える数少ない貴重な集落であり、現在も約150戸ほどの家屋が現存し、今もなお生活している。
身分の高い瓦屋根の家は高台に、庶民の藁ぶき屋根の家は平地にと身分によって住み分けている。
見学に値する家は皆高台にあるので、登ったり降りたり大変だ。
サギ(鷺)は、コウノトリ目サギ科に属する鳥類の総称で、水鳥の仲間である。雪客(せっかく)という異称もある。外観はコウノトリやツルに姿が似て、長い脚と嘴を持つが、大きさはコウノトリやツルより小さい。サギのうち羽が白いダイサギ・チュウサギ・コサギ・アマサギ(アマサギは冬羽のみ)は白鷺(しらさぎ)と呼ぶことがある。シラサギという名前のサギがいるわけではない。
コサギは後頭に冠羽があり、日本画のモチーフとして多用されてきた。
北原白秋の格調高い名詩「白鷺」
白鷺は、その一羽、睡蓮の花を食(は)み、水を食み、かうかうとありくなり。
白鷺は貴くて、身のほそり煙るなり、冠毛(かむりげ)の払子(ほっす)曳く白、
へうとして空にあるなり。
白鷺はまじろがず、日をあさり、おのれ啼くなり、幽かなり、
脚のひとつに蓮の実を超えて立つなり。
土屋文明の睡蓮の歌
・あくがれの色とみし間(ま)もつかの間の淡淡しかり睡蓮の花(『ふゆくさ』)
A picturesque egret in a water lily pond ,tranquil Yangdong Village.
《Please glance over my another album on Buddha Rock (the images of Budda)
in Mt.Namsan,Gyeonju if you are interested in Korean Buddhist sculpture 》
Folk Village (Yangdong Village of Gyeongju) is a traditional village from the Joseon Dynasty.
The village is listed by the South Korean government with UNESCO as a World Heritage site
with Hahoe Folk Village in 2010.
The village has over 160 tile-roofed and thatched-roof homes built throughout the dense
forest. Fifty-four historic homes over 200 years old have also been preserved.
The little egret is a small white heron with attractive white plumes on crest,black legs and bill, and yellow feet.
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