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2022_0213_142851 南海2000系

写真: 2022_0213_142851 南海2000系

写真: 2022_0703_122952_2000系電車 写真: 2019_0623_100723 関西空港発なんば行普通

2000系は17mの短い車体を持つ2扉車です。
1990〜1997年に64両が製造。
元々は高野線用で、橋本から先、極楽橋までの高野山側の山岳区間に直通できる電車です。
橋本〜極楽橋間の普通列車はもちろん、
なんばから極楽橋まで直通する急行に運用されます。
1990年当時は、まだ20mの大型車は橋本まで入れず17m車の21001系と22000系64両で運用されていましたが、橋本までの複線化と大型車対応工事の完成も近かったので、老朽化が深刻化していた21001系の一部を置き換え分のみの製造で済ませる予定でしたが、朝の極楽橋→なんばの急行の混雑が激しく、途中橋本からの増結用としても増備され最大10両編成で運転されるようになりました。途中からの増結では、古い21001系や22000系との併結も生じましたが、新旧で高速域での特性が合わず、車両故障が散発し始めたため、結局2000系だけで単独運用が組めるように1997年までに64両まで増備されました。
その後、橋本までの複線化と20m車の乗り入れが可能になりましたが、極楽橋〜なんば間の快速急行・急行用としては2000系の運用が続きました。
ところが2005年の大幅ダイヤ改正で、快速急行・急行は殆どの列車が橋本で分離され、なんば〜橋本間は20mの大型車8両編成、橋本〜極楽橋間は観光用に振った新車の2300系
http://photozou.jp/photo/show/251552/262053394
に置き換えられたため、本来の用途としての2000系は半数以上が余剰となり、
混雑せず2扉でも対応できる南海本線の普通列車用に転用されています。

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