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デミオ走行55000kmオーバー

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写真: デミオ走行55000kmオーバー

写真: デミオXD6MTのトルクプロでの表示(DPF監視用画面) 写真: img4927108ar7lcrk

平均燃費はトータルでは27.8km程度2年と4か月です。
省燃費運転に神経を配れば条件によっては32km/Lほどが出る。しかしDPF再生の頻度が多ければすぐに29km/Lほどに下がってしまうから、DPF再生頻度を少なくすることがよい燃費を長期間連続で保つには必要になる。

一般的にDPF再生頻度はエンジンの使い方でかなりの差がつくが、新車の時は300km以上であっても3万kmも走れは200kmを大きく下回り100km程度にまで悪化することも多いようだ。

実際にはこのDPF再生のサイクルが燃費の良し悪しを左右することになる為、単なる静かな省燃費運転ではそこをケアすることができないのがスカイアクティブDエンジンの苦しいところである。

いろいろとアクセルの踏み方を工夫した走り方でDPFに溜まったPMを減らす試みをしたところ、そういう走り方ができることも解ったのであるが、それはPM Accを減らせるだけで、PM Genを減らせないため、どんなにスロットル操作で頑張っても、PMの発生を減らせなければ限界がある。

PM Genは減ることのない値なので、燃料の消費量にほぼ比例するのだが、その燃料消費の状況で言えばエンジンに大きな負荷を与えつつ走るとより多くPMは発生する。

最近だが、そうした走り方ではない原因が存在することが解った。

それはエンジンに燃料を噴射するインジェクターの微細なノズルの穴のエッジに何らかのデポジットが発生し、それによりノズルの形状が真円形で無くなり、燃料の霧化が悪化し、それによって運転条件が変わらなくともPMの発生が増えてしまうということがほぼ確実と理解できたのです。

それがはっきりしたのは、以前ここにもアップしたPRO-TEC社の燃料添加剤2種を試したところ、DPFスーパークリーナーという添加剤の効果では、100km台にまで落ちたDPF再生間隔は280km程度にまで回復させることが出来、その後にPRO-TECコモンレール式ディーゼルシステム クリーンプロテクトを使うことで、デミオXDのDPF再生間隔が最大距離設定がある400kmまで伸びることが確実になったことで解かったのです。

コモンレール式ディーゼルシステム クリーンプロテクトという燃料添加剤は高熱に晒されるインジェクターノズルのエッジ付近に発生するであろう固着物を融解させる働きがあると思われ、おそらくディーゼル燃料に含まれる潤滑用のオイルが炭化するなどで発生してしまうであろうデポジットへの対策が可能になるのでしょう。

このコモンレール式ディーゼルシステム クリーンプロテクトの値段は1本375cc入りで2000円ちょっとしますが、インジェクターノズルの経年変化は急激ではないため1万kmに一回程度でも十分な効果が得られる可能性があり、私の経験では軽油10リットルに対し60ccほどを混ぜた濃度の燃料を10リットル使い切ればインジェクターノズルのクリーニングが可能であると感じましたから、ひどい状態にならない10000kmで、添加剤を入れた軽油10リットルを濃度を落とさないように使えば燃料代に及ぼす影響は1リッターあたり1円未満で対策できると計算されました。

1本2050円としてそれを1万kmに60ccづつ使えば6万kmで360ccですから375cc入りの1本で済むと思うわけです・・・。

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